遊牧民気分で眠る

近頃、夫のイビキが激化している。

新年度が始まって忙しそうなので、お疲れなのだろう。企業戦士様々だ。←表現古

しかし、疲れが足りない私はイビキが気になって全く眠れない。一度気になったらもう終わり、気付けば明け方。目を閉じて転がっているだけ…完全に時間の無駄遣いだ。

 

そこでふと、別の部屋で遊牧民っぽく寝てみようと考えた。

我が家には、ちょっと奮発して買った絨毯 ギャッベ *1があるのだ。

ギャッベ知名度がどれ位のものなのか分からないが、昼寝するには最適なふかふか絨毯だ。わざわざ他の部屋に布団を敷くのは面倒なので、枕と毛布を持ってリビングへ。

 

すると、普段は一緒に寝てくれない猫が付いてきた。足と足の間で眠り始めた猫。すぐに居なくなるだろうと思ったのに完全に寝ている。幸せだ。幸せなんだけれども。動けない。あぁ、今度は動けない事が気になって眠れないかもしれないと恐怖に怯えていたら、いつの間にか寝ていた。

 

結果、問題なく快眠。体も痛くない。さすが遊牧民の絨毯ギャッベ

日中は僕ちんが転がっている

とは言え、遊牧民が暮らすのは乾燥地帯。

人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくというから、日本で日常的にウールの絨毯を敷き布団代わりにするのはオススメできない。ウールは吸湿してくれるが、湿度が上がり過ぎると微かに獣臭のような独特の臭いがするからだ。

ギャッベ自体が重いので、マメに干すもこれまた面倒なのでね。

 

現在の部屋の湿度は38%。乾燥気味だから大丈夫。

今晩も遊牧民気分で眠ろうと思う。

 

 

*1:イランの遊牧民族が織る手紡ぎ羊毛の手織り絨毯