春告ダニ

相も変わらずベランダの赤ダニ(タカラダニ)と戦う私。

いつも読んでいてくださる方がいたら、また?と思われるだろうこの話題。

でも仕方がないのです。私の頭の中は赤ダニの事でいっぱい。

恐らく今が戦いのピーク。いや、今がピークであって欲しい。

ベランダに一歩踏み出しただけで何匹も踏み潰してしまうくらい数が増えてきて、私のGWが赤ダニ退治で終わってしまいそうな程なのだから。

 

そんな具合なので赤ダニの事を調べまくっていると、面白い記事を見つけた。

やっぱりダニが好き|科学バー

『科学バー』でダニマニア宣言されているお方が、赤ダニを題材にした記事に『春告ダニ』なんていう、なんとも素敵なタイトルを付けていた。春を告げる生き物として紹介される赤ダニ。とても興味深い解説の後、予期せぬ感動が私を襲う。

春の暖かい日差しの中で、花粉を食べながらのびのび育ったカベアナタカラダニたちは、梅雨の雨が降り出した暗い空の下、卵を産んで、そのまま死んでしまいます。自分たちの娘の姿をみることなく、カベアナタカラダニのお母さんは死んでいくのです。

そして「次の春になったらまたおいで」と、著者から娘達へのメッセージで締めくくられている。ダニに対する愛に心を打たれ、危うく涙が出そうになってしまった。※タカラダニにはメスしかいないようです。

 

そう、奴らは花粉を食べながら日向ぼっこを楽しみ、のびのびしているだけなのだ。

でも、ごめんなさい。私はもう限界です。

          

 

世の中には想像もつかないようなことが好きな人がいる。

誰かにとっては自分もその一人かもしれないと思うと面白い。