紫陽花が撮りたいのだ

天気予報通りの梅雨の晴れ間。

今日はやる事が一通り終わったら、紫陽花を撮りに行こうと決めていた。

モタついて始動が夕方になってしまったけど、夕陽を浴びる紫陽花もいいんでないかい?とカメラを持って外へ。

・・・。

はて、どこに行けば咲いてるんだろう…。

ここは知らぬ町。人の家の軒先の紫陽花しか見かけていない。

時刻は18時前。こんな時間から行ける場所は限られている。

そうだ、あそこに行ってみよう!と近くの大きそうな公園に行ってみた。

が。

ない!全然ない!公園は思っていたよりかなり広いのに!!紫陽花の1株や2株、あって当然と信じて疑わない私は、今日は絶対に紫陽花を撮るのだー!!と園内を進む。

進めど進めど紫陽花は咲いていない。徐々に湧いてくる紫陽花がない事に対する苛立ち。いかん、完全に八つ当たりだ。そもそもノープランで家を飛び出した自分が悪い。

 

そんな中、最後の一輪って感じの孤独なバラを発見。                          

        

なんか救われたよ、ありがとう。

一周して最後の最後で紫陽花を1株見つけるもタイムアップ。

変態が出そうな暗さになってきたので撮影を諦め帰路に就く。

ここ数年、この季節になると紫陽花を撮る事が習慣になっていたけれど、そこかしこに紫陽花が咲く町に住んでいたから感覚がおかしくなっていたのかもしれない。紫陽花好きには恵まれた環境だったのだと気付く。

明日の天気は晴れのち雨。午前中に動けたら…どこ行こう…。