鉄瓶生活
6年程前に購入した鉄瓶。
用と美を兼ね備え、強くて壊れにくい上に鉄分まで摂れるスグレモノ。
経年変化により外側も内側もいい感じに育っている。と思っていたんだけど、最近この鉄瓶で湧かす湯の味が変わったような気がして、原因を探ってみることに。
まずは鉄瓶の基本的な使い方をおさらい。
使い始めにすること
- 購入したら中を軽く濯ぎ、水を8分目まで入れて火にかけます。
- 中火~弱火で湧かし、沸騰したら湯を捨てます。
- この作業を2~3回繰りします。
基本的にはIHでも使えます。底面のサイズに注意して購入しましょう。
お湯の湧かし方
- 水を8分目まで入れて火にかけます。火加減は中火~弱火で。
- 鉄瓶の蓋には蒸気が逃げる穴が無いので、蓋を少しずらします。
- 沸騰させてから更に火にかけると、湯がまろやかになり鉄分が湯に溶け出します。
- 湧いた湯はすぐに容器などに移し、鉄瓶の中を空にします。
- 蓋を開けて余熱で中を乾かします。
使い続けると…
- 使用していると鉄瓶の内側に変化が起こり始め、錆色の斑点などが現れたりしますが、湯に色が付いたり、においがしたりしなければ問題ありません。
- 更に使い続けると水に含まれるミネラルが結晶化して白い「湯垢」が付き、防サビしてくれる上に湯の味がもっとまろやかになります。
鉄瓶の鉄則
- 使用後はしっかり乾かし、それ以外は何もしないこと。※洗わない
- 内側を絶対に触らないこと。
はい、大丈夫、ちゃんと基本に忠実に使えてます。絶対に触らないでと言われると触りたくなっちゃいますけど、6年間、鉄の掟を守って内側には一切触れていません。
今の内側の状態はこんな感じ。
特に問題無さそうだけど、たまにボロッと剥がれるので湯垢に段が出来ている。検索してもこんなに内側が真っ白な画像は出てこなかったので、水質の違いが大きいのかも。
・・・。
そうだ、水質の違いだ。
引っ越して水質が変わったから、湯の味が変わったのか!
元の水の味が違うのだ。以前住んでいたところでは井戸水を利用していたからか、目に見えて湯垢が増えているのを感じていたけど、今はそんなことない。
ブログを書かなかったら気付かなかったわー。
沸騰させた湯の味にも違いが出るものなのね。そして、そこに気付いた自分が一番意外。
鼻炎なのに。
実は、南部鉄器のお店に行って相談までしちゃってました。『大丈夫だと思いますよー』って言われて帰って来たけどモヤモヤするっていうキレの悪い記事になるハズだったんですが、スッキリ解決です!
もし鉄瓶の購入を迷われている方がいたら、本当にオススメ。手間要らずなのに愛着のある良き相棒になると思います。
ちなみに、鉄瓶を使っているからといって、丁寧な暮らしをしている訳ではありません。
憧れてますけど。
めちゃくちゃ久しぶりのシーフードヌードル。前回食したのは10年以上前だと思う。
もうフタ止めシールは付いてないんですね。
なんだかこっちも味が変わった気がするなぁ。