転勤族妻、どう働く?

さらっとGWが終わってしまった。

普段と違ったのは夫が家に居た事くらい。

在宅で、しかも不定期にちょこちょことしか働いていない私には、休日はあまり関係ない。

仕事が不定期なので、もちろん収入は安定していない。家事が好きではない私は、家に居ても必要最低限の事しかしないので肩身が狭い。なので、これからどうしていこうかと常に考えながら日々を過ごしている。

        

転勤族妻のキャリア形成は本当に難しいと思う。

転職のタイミングが夫の転勤に左右されるなんて、まさにミッションインポッシブル。

新卒入社した会社を20年勤めて退職。勤続20年で身に付けた偏ったスキルは同業他社でしか使い物にならないのではないかと思っていた矢先、拾う神が現れ、夫の赴任先で見つけた会社で5年勤めた。仕事を続けられる事がある意味特技とも言える私は、夫の転勤に伴う転居以外の理由で、本気で仕事を辞めようと思った事は無い。それだけ職場にも人にも恵まれていたと思うと実に有り難い。ただ、仕事を長く続けたからと言って、特別なスキルが身に付いた訳でもないのが最も残念なところであり弱点だ。

縁あって在宅の仕事をいただけているも、前述の通り安定とは程遠いので、夫の転勤に振り回されない働き方を模索している。

転勤先に当たり前に仕事がある夫が、心底羨ましいという訳の分からない心境だ。

 

無職に近い今は、老々介護中の両親の元へ長期帰省も検討しているので、定職に就くタイミングではないのかもしれないとも思う。が、求人を眺めていると、年齢と共に選択肢が狭まっている現実を見せつけられ、長々と離脱していたら自分が無力化しそうで怖くなる。

 

とは言え、これまで会社という組織で働きながら、ガラスの天井の存在を強く感じウンザリしていた事も事実。思い出すだけでモヤモヤしたきた。せっかくなので途絶えたキャリアの事は忘れて、新しい事に挑戦したいという意欲はある。転勤族妻だから、という言い訳はしたくないし環境に負けたくない。

アンテナを張り巡らせてチャンスだけは逃さないようにしなくては。

あと20年働く事を見据えて。